






まず、簡単に一言で説明しましょう。
です。 とりあえずどんな曲をやっているのか手っ取り早く聞きたい!って方は、以下のバナーどれでもいいからクリックするべし。 Fat Wreck Chords(ギミギミズの所属しているレコード会社)のアルバムのプロモーションビデオみたいなページのリンク先が開きます。
![]() Goodbye Earl / Dixie Chicks (6th Album Love Their Country #09) |
![]() The Longest Time / Billy Joel (5th Album Ruin Jonny's Bar Mitzvah #09) |
![]() I Believe I Can Fly / R. Kelly
(4th Album Take A Break #08) |
ではでは、詳しい紹介を…。
***
Me First and the Gimme Gimmes(ミー・ファースト・アンド・ザ・ギミ・ギミズ)は1995年に結成されたアメリカの5人組パンクロックカバーバンドです。 オリジナルの楽曲は1つもなく、今までリリースされているものすべてがカバー曲という一風変わったバンドなのですが、彼らはパンクロックシーンにおいて非常に有名な顔触れで構成されています。
Swingin' UttersのSpike Slawson,
NOFXのFat Mike,
Foo FightersのChris Shiflett(ギミギミズでの名はJake Jackson、元No Use For A Name),
LagwagonのJoey Cape,
同じくLagwagonのDave Raun
そんな彼らですが、最初は自分達のアルバム製作を行わず、コンピレーションアルバムにのみ登場していました。 しかし1995,6年にかけ、彼らはカバーしたアーティストにちなんで名付けられた7インチ(レコード)をリリースし始めました。 そして1997年、ついにギミギミズの記念すべきファーストアルバム“Have A Ball”をリリースします。 その後もリリースを続け、2008年現在7枚目のアルバムまで発売されています。 (ただし、日本盤はミニアルバムの“Turn Japanese”しか出ていません。)
また、彼らのアルバムにはそれぞれテーマが存在します。 “Have A Ball”ではElton John,Billy Joel,John Denverといったアーティストによる1960年代から70年代、80年代初期の歌に焦点を当てていますし、 “Are A Drag”では「オズの魔法使い」「オペラ座の怪人」「サウンド・オブ・ミュージック」などのミュージカル、 “Blow In The Wind”は60年代の曲で構成され、 “Take A Break”ではBoyz II Men,Stevie Wonder,Vanessa WilliamsなどによるR&B、 “Ruin Jonny's Bar Mitzvah”は初のライブ盤で、Bar Mitzvah(ユダヤ教の成人式)で60〜80年代のポップミュージックを演奏しており、 最新アルバム“Love Their Country”では文字通りカントリー、ウエスタンに挑んでいます。
楽曲のいくつかに他のパンクロックバンドの有名なイントロを引用したものがあるのも特徴の一つです。 彼らの遊び心満載なところが表れていますね(*^^*)
このように彼らは、どんな曲でもギミギミ風にアレンジしカバーしてしまう、カバーバンドでありながらも非常に魅力的でオリジナリティに溢れた存在、そんなとっても素晴らしいバンドなのであります。 各メンバーは今も、それぞれのバンドが忙しくない時はギミギミズとして活動し、数多くのパンクコンピレーションにゲスト参加しています。
2005年にはサマーソニック出演で遂に初来日を果たし(クリスはFoo Fightersでの活動が忙しく、代わりに兄のスコット(元Face To Face)が参加)、その後東京、名古屋、広島、大阪で単独ライブも決行。 さらに2008年の春には2度目の来日、パンクスプリングではRancidと共にトリを務め、ここ日本でもその人気はますます高まっています。
ちなみにバンド名の意味は、 Me First:俺が先だ、私が先にする!ヽ(`Д´)ノ Gimme Gimmes:ちょうだい、ちょうだい(ヽ゚д)クレ まあ、自分勝手な奴らってことでしょうか。 子供向けの本のタイトルから取ったそうです。 |